J:COM(ジェイコム)はもともとはテレビの業者なので、インターネットというよりはテレビがメインです。なので、利用する人というのもインターネットよりはテレビが好きで、テレビのついでにインターネットという発想の人が多いでしょう。現代には比較的珍しいタイプなので、年齢層が高い人にJ:COM(ジェイコム)ユーザーが多いです。
若い人はインターネットを重視するという人が多いので、J:COM(ジェイコム)はあまり積極的に利用しようとは思わない傾向にあります。さらに言うとJ:COM(ジェイコム)はテレビがメインの事業なのでインターネットサービスは得意分野ではありません。
しかし、エリアに関しては非常に広い範囲をカバーしています。たとえば離島では光回線がないという場合もあるかもしれませんが、その際にもJ:COM(ジェイコム)ならOKという場合が多いです。そうするとJ:COM(ジェイコム)の契約をすることになるでしょう。
目次
J:COM(ジェイコム)の料金体系
料金としては、テレビとインターネットのセットで月額4,000円台というサービスもあります。料金の変動の基準はインターネットの回線速度とテレビのチャンネル数ですが、良質なものを求めようと思うと8,000円程度の月額が掛かるので決して安くはありません。正直のところ、テレビと併せて利用するにしてもフレッツ光やauひかりなどの方が圧倒的にメリットがあっておすすめということになります。
違約金に関して
契約期間に関しては、一戸建ての場合は2年、マンションタイプの場合は1年の縛りがあります。そして、期間中に解約すれば、一戸建ての場合は一律で20,000円、マンションの場合は10,000円の違約金を請求されることになります。
ネットをあんまり使わない人には良いかも
J:COM(ジェイコム)は光回線とは勝負していないという感じなところがあります。若い人があまり利用しないので、逆に設置の仕方などに関しては親切です。インターネットとかはよくわからないけれど、テレビが好きというような人に対して、インターネットの障壁を低くしながら導入するようなイメージです。なのでユーザーの感覚としては、インターネットってよくわからないけれどもテレビと一緒ならやってみようかなというくらいの印象になります。
本格的にネットをやりたいというような場合や、動画再生やオンラインゲームを頻繁にするというのであればあまりおすすめはできないということになります。同様にネット上で仕事をしているというのであれば、回線が不安なので光にした方が良いでしょう。プログラマーなどでJ:COM(ジェイコム)を利用するというのはあまりいないかもしれません(上述のような理由により)。
速度は期待できない
テレビ、電話、ネットを全部合わせてのプランというのが複数あるのですが、ネットの速度をある程度求めると8,000円台くらいになります。けれども光回線の1/10程度の速度になるので、ネットの回線速度を求めるのであれば光が良いということになります。J:COM(ジェイコム)はポケットwifiよりも遅いでしょう。
回線の安定度としては、建物内のwifiよりは高く、光回線よりは下です。まずネットをメインにする人の場合はJ:COM(ジェイコム)という選択肢は排除するということです。離島に住んでいてそれしかないという場合は仕方ないのですが、仮にそれでも光が通ったら乗り換えるというのでも良いでしょう。
仮にJ:COM(ジェイコム)に申込む場合はどこが良い?
J:COM(ジェイコム)に実際に申し込むという場合には、公式サイトからの申し込みがベストです。店舗から申し込むということもできるのですが、基本的にはこういったサービスはネットから手続きした方が楽ですし、料金的にもお得ということになります(ネットが繋がってなければスマホで申し込みできます)。店舗に行くメリットというのは基本的にないのですが、どうしても店舗が良いというこだわりがあるのであれば、それはそれでよいでしょう。
家電などの購入も現代においては店舗での購入よりもネットで購入した方が得な場合が圧倒的に多いのですが、店舗に行くというのが好きな人は一定数いるので、それは個人の自由です。人間は必ずしも合理的な行動を取るものではないので、店舗に行くというのが合理的でないから良くないということではないのです。ただ家電の購入などにしても、ネットで見た方がスペックもわかりますし、口コミで比較検討ができるので得ということがあります。
今の主流は携帯キャリアの光回線
最近は光回線の市場に大手の携帯キャリアが参入しており、なんとかシェアを奪おうと奮闘しています。多少行き過ぎている部分もあり、個人宅に訪問したり、営業の電話をランダムに掛けるということを行っています。電話番号のリストをどこから入手しているのかはわかりませんが、どこかしらに流出しているということになります。勝手に電話番号が売買されているということなのであまり望ましいことではないでしょう。そして、携帯のキャリアのネット回線(auひかり・ソフトバンク光・ドコモ光)の場合は、契約すれば携帯代が安くなるというメリットもあります。
回線はもちろん、J:COM(ジェイコム)より早さも安定性も高いです。今後はこれらの携帯キャリアのサービスというのは伸びていく可能性が高いでしょう。現状としては、ごくたまに回線が安定しなかったり、多少遅かったりということがあるのですが、改善される可能性が高いということです。もともと持っている回線は大きいですし、まだサービス始めなので、今後の伸びしろがあるということで、また料金自体は安いので、安くて速いというようになれば既存の光回線よりも人気になります。
昔は回線トラブルが多かった光コラボ
光コラボのソフトバンク光やドコモ光は人気の光回線ですが、昔は安いけれども遅いということや、回線トラブルがひどい状況でした。現在の大手携帯キャリアの比にならないレベルのクオリティで、いくら安くてもこれは問題だという状態だったのです。
昔は今ほど個人ブログや口コミを書く場所というのもなくて、ネットに書き込むという文化も今ほどではなかったので、実際に契約してみて困るという人が多かったでしょう。最近はSNSでも書き込む人が多く、結果的に新たにサービスを契約する人がそれを見られるということになります。SNSは問題視される場合が多いですが、こういったことでは非常に便利でしょう。
テレビは若者は見ない傾向になっている
テレビの視聴率というのは下がってきていて、それは若い人に顕著です。見るものというのはネットの方が自由に選択できるので、自分の見たいものを見られるということがあります。
また、インターネットの番組というのもあって、動画配信サイトにもいろいろなものを投稿する人がいます。テレビというのは最近は規制が厳しいですが、インターネットの場合はそういった制約も薄く、見たくない人は見なければ良いという感じになります。テレビの場合はそうもいかず、いろいろなことを検討して番組を作らなければすぐにクレームにつながります。そういった時代背景もあり、テレビがどんどん面白くなくなるということで、今後もその傾向は強まるでしょう。なので、J:COM(ジェイコム)に関しては、優れているポイントが減っていくということになります。
J:COM(ジェイコム)まとめ
テレビを見る人というのは年配の人の方が多い時代なので、それがどんどん入れ替わっていくと視聴率は今後も下がっていくので、J:COM(ジェイコム)のようにテレビとネットがセットになっているという強みが強みでなくなっていきます。単純にインターネット回線を速くて安いものを提供できているということがより重要になっていくので、J:COM(ジェイコム)の今後というのは多少不安でしょう。auひかり等のような光回線の方が圧倒的にオススメです。