auスマートバリューを利用すると月々のスマホの料金が割引されるので、通信費を削減・節約することができます。
auのスマホ利用者であれば、このサービスを利用しない理由はありません。
このように言い切れるくらいお得で有用な割引サービスなんです。
しかし、実際には「適用条件とか面倒くさそう」「そんなに安くはならないんでしょ?」等といった単なる憶測で利用していない人もいます。
そこで、この記事ではauスマートバリューについて先般的に解説していき、疑問や不満を解消していくことにしました。
目次
①auスマートバリューとは|家族でauスマホだと割引金額が大きい
auスマートバリューとは「auスマホとauひかりをセットで契約することで、スマホの毎月の料金が割引されるサービス」です。
スマホの料金は定額制のピタットプランがありますが、それでも月々の料金が高く、利用者の負担になっているケースが多いです。筆者はフラットプランの20ギガプランを契約していますが、毎月9千円ほどかかっております。。※いろいろオプションを付けてます。
スマホを利用する上でやはり月々の料金は気になります。月々の料金を少しでも抑えたいという方はauのスマホとauひかりをセットで契約すると月々の料金を抑えることができます。
スマホの契約プランによって割引金額は異なる
auスマートバリューは契約しているプランによって割引額が異なります。多くの方が契約しているauピタットプランを例に割引額を紹介します。
auピタットプランはデータ量を選ぶことができるプランですが、月々のデータ量が2GBまでの契約の場合、月々のスマホの料金から500円割引されます。2GBを超えるデータ量の場合は月々1,000円の割引となります。データ量が多い契約だと割引額も大きくなります。auピタットプランと同じく人気のauフラットプランの場合は一律で1,000円の割引です。
ちなみに、この割引の期間は特にありません(永年割引)。昔のプランでは2年後から割引金額が下がりましたが、現在では永年割引されます。注意点として、スマホ料金は永年割引となりますが、もしauひかりを解約してしまうと割引は消滅してしまいます。あくまで、auひかりを契約している間は永年割引ということですので間違えないようにしましょう。
- auピタットプラン2GBまで…割引500円/月
- auピタットプラン2GBから…割引1,000円/月
- auフラットプラン…割引1,000円/月
- ガラケー(3Gケータイ)…割引934円/月
※auピタットプランの1GBプランは適用不可。
auスマートバリューの割引金額は最大2,000円ですが、これが適用されるプランは「データ定額30」という昔のプランです(現在では新規申込みできません)。また、1,410円の割引もありますが、これも同様に「データ定額5(もしくは20)」ですので今では申込めません。
したがって、auスマートバリューはauピタットプランの2GB以外は割引金額は1,000円/月と覚えておきましょう。
スマホ1台ごとに割引されるので、家族でauスマホだと大幅に割引される
auスマートバリューはauひかりからの割引ではなく、スマホの料金からの割引となります。ですので、家族でauのスマホを契約している台数分の割引を受けることができます。auのスマホ1台あたり、500円から1,000円の割引を受けることができますので、4人家族でそれぞれauのスマホを利用してる場合、合計で毎月2,000円から4,000円の割引になります。
また、auスマートバリューは同一住所に住んでいなくても50歳以上の方であればauスマートバリューを利用できます。離れて暮らする家族も割引を受けることができますのでさらに料金の割引額が多くなります。
※auスマートバリューは最大10台までOKです。
②auスマートバリューを適用するための条件
auスマートバリューを適用するためには条件があります。
簡単に言うと「スマホとネットと電話」が必要です。スマホはauで契約したスマホで、ネットはauひかりのこと。では、電話というのは「ひかり電話」のことです。
見落としがちな「ひかり電話」について紹介していきます。
ひかり電話にも申込む必要がある
auスマートバリューを適用する条件として、auひかりの「ひかり電話」を申し込む必要があります。auひかりは光回線のサービスですが、オプションとして電話のサービスも展開しています。
この電話サービスですが、毎月の基本料金は500円です。ひかり電話を全く利用しないという方は必要のないサービスですが、auスマートバリューを適用するには必須の条件ですので、割引を受けたい方はひかり電話の申込みを忘れずに行ってください。
しかし、今の世の中、固定電話(ひかり電話)は不要だと考える人は多いです。筆者もひかり電話に契約していますが、一度も使っておりませんし、電話番号すら覚えておりません。
でも、やはり、auスマートバリューを適用するためには契約しておいてほうがいいでしょう。ひかり電話は全く使わない場合、基本料金の500円がかかります。auスマートバリューは最低でも500円の割引なので、プラマイゼロになりますが、もし家族の誰かや自分が2台以上契約している場合などは割引金額のほうが大きくなります。
ひかり電話に関する基本情報
基本料金は月額500円です。上記で、「筆者は使っていないし、電話番号も知らない」とは言いましたが、通話料金は安いです。
国内での電話は8円/3分です。非常に安いので、何かの用事で電話をする場合にはスマホから電話するのではなく、ひかり電話から電話するのもアリかもしれません。
スマホに電話をかける場合は15.5円~16円/1分です。少し高いですね。
ひかり電話にはオプションが色々あります。例えば、発信番号表示や着信転送など。これらは個別に自分に必要なものだけ選んで加入することはできますが、5つのオプションをまとめた「電話オプションパック」がおすすめです。もし、5つのオプションを個別に付けるとなると全部で1,500円/月になりますが、電話オプションパックだと500円/月で利用することが可能になります。
さらに、電話オプションパックEXという従来の進化版もありますので気になる方はチェックしてみてください。
ケーブルテレビの場合は固定電話の代わりにテレビでもOK(※ワケあり)
このあとに紹介する、「③auスマートバリューが利用できるのはauひかりだけではない」で詳しく紹介しますが、電話を契約しなくとも割引を受けることができます。月々の料金が増えることには変わりませんが、
「ひかり電話」ではなく「ひかりテレビ」を契約するという方法で、auスマートバリューを利用できることもありますが、大きな期待はしないでください。この方法が許されているのは「jcom(ジェイコム)などのケーブルテレビによるネット回線のみ」だからです。
ひかり電話(固定回線)を利用しない人にとっては吉報だったかもしれませんが、ケーブルテレビ会社が運営するネット回線は速度や料金といった面であまりおすすめできません。例えば、jcomの場合、ホームページを見てもらえれば分かりますが、ネット&テレビ&VODで月額7,400円です(スマートお得プラン320。7ヶ月目以降は月額9,300円。集合住宅を想定)。しかも、この場合のネット回線は最大0.32ギガの速度ですので、auひかりの最大1ギガと比較すると約1/3の速度になります。
読者の方の中には「使わない固定電話よりも、見る機会があるかもしれないテレビのほうが良いかも」と考えている人もいるかもしれませんが、要点をまとめると、
- テレビでもスマートバリューが適用されるのはケーブルテレビだけ
- 料金が割高(上述)
- ネット回線の速度が遅い(上述)
- 強いこだわりが無ければ特に選ぶ理由は無さそう(個人の判断による)
ひかりTVであれば映画やニュースなど見たいというみたい番組が見れますので、ひかり電話よりは利用価値が高そうですが、ご自分の判断で選択してください。
筆者としては、テレビに数千円を支払うよりは、ひかり電話の月額500円を選びます。
③auスマートバリューが利用できるのはauひかりだけではない
auスマートバリューを利用できる光回線はauひかり以外にもいろいろあります。代表的なものとしてビッグローブ光、@nifty光、コミュファ光など大手のプロバイダの光回線でもauスマートバリューによる割引を受けることができます。
auひかりを利用できない地域でもauスマートバリューによる割引を受けることができるので地方に住んでいる方でも安心かと思います。また、地方限定の電力会社の光回線にも対応しています。(コミュファ光、eo光、ピカラ光、メガエッグ光、ビビック光)
ケーブルテレビ会社によって対応状況は異なりますが、対象のケーブルテレビの光回線を利用している場合はauスマートバリューによる割引を受けることができます(jcomなど)。
④auスマートバリューに申込む流れ
auスマートバリューに申し込む流れは大きく2つに別れます。
①対象のひかり回線を申し込む
②開通後、auスマートバリューの手続き
①まずは、対象の光回線を申し込みましょう。すでに対象の回線が開通している場合はこの手順は不要です。
光回線を申し込むと、工事を行います。早ければ2,3週間ほどで工事が終わりますので工事の終了後、②に進んでください。
②対象の光回線を契約後、所定の手続きが必要となります。この手続はauショップ、インターネット、電話での手続きで行います。おすすめの方法はインターネットですね。待ち時間もなく、簡単に手続きができます。
インターネットで手続きする場合は、対象の光回線のマイページに記載されている情報をauのマイページに登録するだけで手続きが完了します。
auショップで申し込む場合は、印鑑や本人確認書類、現在利用している電話機本体など持ち込まなければ行けないものが多く、待ち時間が多いです。手続自体は簡単なのですぐに終わりますが、待ち時間のことを考えるとインターネットでの手続きがおすすめです。
電話の場合は、オペレータの指示に従って契約を進めて行くだけなので簡単ですが、電話も混雑するの待ち時間が発生する場合がありますので、注意しましょう。
この手続きの終了後、翌月から割引が開始されます。
以上で、auスマートバリューについての説明は終了ですが、もし、これからauひかりに申込むという人がいれば下記の関連記事を参考にしてください。
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