auひかりの料金プランを眺めていると、必ずオススメされているのが「ずっとギガ得プラン」という料金プランです。たとえば、auの公式サイトでも「ずっとギガ得プランは安くてお得!」ということから利用者へ強く勧めていますが、利用者からすると
- どんなメリットがあるのか?逆にデメリットは?
- 料金やキャンペーンはどれくらいお得なのか?
- 契約期間(契約縛り)はあるのか?
などなど、インターネット回線を申込むうえで、上のような情報をもっと詳しく知りたいものですよね。
そこで今回は「ずっとギガ得プラン」を契約するうえでのメリット・デメリットなど、実態を暴いていきたいと思います。auひかりの料金プランをどれにすべきかお悩みの方はぜひ参考にしてみくださいね。
目次
- 1. auひかりの「ずっとギガ得プラン」とは?
- 2. ずっとギガ得プランのメリット
- 2-1. 月額料金が安くなる
- 2-2. キャンペーンが充実している
- 2-2-1. 工事費が無料になる
- 2-2-2. auひかり新スタートサポートが適用できる(プロバイダはSo-net、BIGLOBE、@nifty)
- 2-2-3. キャッシュバックがもらえる
- 3. ずっとギガ得プランにするデメリット
- 3-1. 途中解約で高額の違約金が発生する(プラン変更もNG)
- 3-2. 更新期間を過ぎると自動更新される
- 4. その他のお得な情報
- 4-1. auスマートバリュー
- 4-2. auひかりのオススメの申し込み窓口
- 5. まとめ|ずっとギガ得プランはどんな人が申込むべき?
1. auひかりの「ずっとギガ得プラン」とは?
まず、ずっとギガ得プランについて解説する前に、auひかりの簡単な概要を紹介します。
auひかりは大手携帯電話会社の一つであるKDDIが運営している光回線です。フレッツ光の回線の一部をレンタルして運営している光コラボレーション(以下光コラボ)とは違い、auひかりはKDDI独自の回線から提供している固定回線です。
固定回線ということもあり、auひかりは自宅のみでインターネットに繋げる回線です。自宅にさえいれば、LANケーブルを利用した「有線通信」やWi-Fi接続を利用した「無線通信」でインターネットに接続できます。
また、auひかりは光回線ですので、2000年代前半まで多くの家庭で利用されていたADSL通信の回線速度よりも格段に速度が速くなっています。auひかりの通信速度は最大10Gbpsです。
そして今回、料金プランの一つである「ずっとギガ得プラン」は、auひかりのホームタイプの方限定に提供しているお得な料金プランです。※マンションタイプの方は「ずっとギガ得プラン」に申し込むことはできません。
auひかりのホームタイプでは、以下3つの料金プランがあります。
- ずっとギガ得プラン(3年契約)
- ギガ得プラン(2年契約)
- 標準プラン(契約期間なし)
それぞれにメリットとデメリットがあるプランになっていますが、ずっとギガ得プランはその中でも一番お得なプランとして提供されているサービスです。
2. ずっとギガ得プランのメリット
では、この項目からずっとギガ得プランのメリットを詳しく解説していきます。
2-1. 月額料金が安くなる
auひかりのずっとギガ得プランを申込むと、他のプランよりも月額利用料が安くなります。では、一体どれくらい安くなるのか、他のプランと比較してみましょう。
【料金プランの比較】
料金プラン | 月額料金 |
ずっとギガ得プラン | 5,100円 (3年目は4,900円) |
ギガ得プラン | 5,200円 |
標準プラン | 6,300円 |
ずっとギガ得プランは初年度から5,100円と他のプランよりも料金が安いです。ご覧になると分かりますが、標準プランより1,200円も安いプランなんですね。
そしてもう一つ、「ずっとギガ得プラン」の最大のメリットとしては、利用期間が長くなればなるほど月額基本料金が割引されることです。下図には利用期間に対する利用料金のイメージ図を載せています。
1年ごとに利用料金が100円ずつ安くなるため、3年目以降は初年度よりも200円安い「4,900円」でauひかりを利用できます。※3つのプランをそれぞれ3年間利用した時、ずっとギガ得プランとギガ得プランでは合計7,200円、ずっとギガ得プランと標準プランでは合計46,800円もの差が生まれます。
auひかりを長期的(3年以上)に使う予定の方は、ずっとギガ得プランで契約するのがオススメです。
2-2. キャンペーンが充実している
ずっとギガ得プランで契約をすると、申し込み時にもらえるキャンペーン特典が充実しています。具体的に見ていきましょう。
2-2-1. 工事費が無料になる
auひかりの開通工事をするのに、どうしてもかかってしまう工事費(37,500円)ですが、工事費無料キャンペーンを利用すれば初期工事費が全額無料になります。
しかし全額無料になるとは言っても、いきなり工事費が無料になるわけではありません。
無料になる仕組みは、auひかりの「ネット」と電話サービスである「光電話」をセットで申し込むことで、60カ月間、毎月の利用料金から625円が割引され、最終的に工事費37,500円分が割引される仕組みになっています。
ただし、工事日を土日にすると追加される3,000円分の工事費に関しては、キャンペーンの対象外となりますので、ご注意を。
2-2-2. auひかり新スタートサポートが適用できる(プロバイダはSo-net、BIGLOBE、@nifty)
auひかりスタートサポートプラスとは、他社の解約違約金を最大55,000円までサポートしてくれます。最大55,000円にするには、ずっとギガ得プランで契約することです。
新スタートサポートの内容は以下の通りです。ホームタイプずっとギガ得プランの場合です。
- 他社の解約違約金相当額を最大30,000円還元
- 上乗せで25,000円キャッシュバック
- auひかりと同一のauスマートバリューに、au携帯電話を2回線以上新規で登録すると、1回線につき最大10,000円キャッシュバック
どれもお得なキャンペーン特典となっていますが、条件としては下記3つを満たす必要があります。
- 上乗せキャッシュバックを貰うには、プロバイダが「So-net」、「BIGLOBE」、「@nifty」のいずれかであること
- ネット+光電話+電話オプションパックEXの申し込み
- 36カ月以上の継続利用(途中解約は契約解除料10,000円が発生)
特典と条件の両方に記載されている「電話オプションパックEX」とは、光電話の通話機能とは別に搭載されたオプションがセット価格になったプランのことです。※下図は電話オプションパックEXのセット価格を表示しています。
オプションサービスを個別に契約すれば、合計1,800円/月もの費用がかかりますが、電話オプションパックEXを使えば690円/月まで抑えることが可能です。
追加できるオプション機能として、たとえば、通話中に別の人からかかってきた電話に対応する「割込通話」や、かかってきた相手の電話番号が表示される「発信番号表示」などのオプションが付いてきます。
また、他社回線から発生した違約金をKDDIが負担してくれる特典もあるので、ずっとギガ得プランに契約する場合、確実にこちらのキャンペーンは適用させておきましょう。
2-2-3. キャッシュバックがもらえる
ずっとギガ得プランで契約すると、キャッシュバックがもらえます。たとえば、auショップや家電量販店では、auひかりのずっとギガ得プランで契約すると、10,000円ほどのキャッシュバックがもらえます。
また、当サイトでオススメする代理店でプロバイダを「So-net」か「BIGLOBE」か「@nifty」にすれば、最大52,000円のキャッシュバックが手に入ります。※お得なキャッシュバック情報は後述しています。
3. ずっとギガ得プランにするデメリット
ここまでずっとギガ得プランのメリットを見てきましたが、反対にデメリットはどのようなものがあるかを確認していきましょう。
3-1. 途中解約で高額の違約金が発生する(プラン変更もNG)
ずっとギガ得プランの唯一のデメリットと言えるのが、契約期間が3年間と定められており、この契約期間途中に解約をしてしまうと高額の違約金を請求されることです。
違約金は15,000円となっています。
また、プラン変更に対しても解約金が発生してしまいますので、申込時にはずっとギガ得プランを3年間使い切るつもりで契約するのが良いでしょう。
ただし、解約金が発生しない条件としては、利用から37か月目~38か月目の更新期間で解約もしくはプラン変更を行えば良いです。
3-2. 更新期間を過ぎると自動更新される
他社のインターネット回線にも言えることですが、3年間の利用期間が終了して、更新期間内に解約やプラン変更などの行動を起こさないと、自動更新されます。
もし、auひかりの解約やプラン変更を行いたい方は、ご自分の利用開始した月がいつであるかをしっかりと確認したうえで、更新月に必ず行動を起こしましょう。
4. その他のお得な情報
ここまでずっとギガ得プランのメリット・デメリットについてご紹介してきましたが、ここからは、auひかりに関するお得な情報を解説していきます。
4-1. auスマートバリュー
auスマートバリューとは、auひかりとセットで「auスマートフォン」もしくは「auケータイ」を利用していれば、au携帯電話の月額料金が割引されるサービスです。
割引額について簡単に紹介すると、
- auピタットプラン 5G、4G LTE:500円割引/月(1GBまでなら割引なし)
- データMAX 5GやデータMAX 4G LTEなど:1,000円割引/月
- データ定額10/13/30:2,000円割引/月
上記はプランの一部ですが、このようにどのプランに入っているかで割引額が異なってきます。
auの携帯を持っているauユーザーの方はドコモ光やソフトバンク光といったKDDIに関係がないネット回線よりも、auひかりのような割引サービスがある回線で契約することをオススメします。
4-2. auひかりのオススメの申し込み窓口
auひかりを申込むうえで重要になってくるのが、申し込み窓口です。この申し込み窓口を間違ってしまうと、本来もらえるはずだったキャッシュバックがもらえなかったり、もらえる金額が少ないことがあります。
たとえば申し込み窓口としてよく挙げられるのが、auショップや家電量販店です。これらの窓口では店舗にいるスタッフと一対一で相談ができるため、比較的安心感のある窓口と言えます。
しかし一つだけ弱点があり、「キャッシュバックが少ない」ことです。auショップや家電量販店でもらえるキャッシュバックは、おおよそ1万円台というのが一般的です。※しかも、もらえるキャッシュバックが「商品券」ということもあり、使い道が限られてしまいます。
そのためauひかりを少しでもお得に使いたいとお考えの方は、別の窓口から申し込むのが良いでしょう。当サイトでは、数ある代理店のうちキャッシュバックが高額で最も評判のよい「NNコミュニケーションズ」をオススメしています。
代理店というと、怪しいイメージを抱かれる方もいるかもしれませんが、NNコミュニケーションズはauひかりの公式から6期連続で表彰されるほど、利用者から評価の高い代理店として認知されています。
そんなNNコミュニケーションズのキャンペーンは、以下の図のような特典を提供しています。
条件は2つ。1つ目はプロバイダを「So-net」か「BIGLOBE」か「@nifty」で選ぶこと。そしてもう一つはauひかりを12カ月間利用することです。
プロバイダに関しては、速度やサポートに定評のある2社ですし、auひかりを「ずっとギガ得プラン」で申し込みすれば、12カ月間の継続利用は簡単に満たせます。
以上の条件を満たせば、ホームタイプで光電話を申込むと最高52,000円のキャッシュバックが手に入ります。※光電話なしでも45,000円のキャッシュバック。
また、自宅にルーターがないという方は、高速無線LANルーターが付いた特典を選ぶのも良いでしょう。
5. まとめ|ずっとギガ得プランはどんな人が申込むべき?
auひかりのホームタイプ限定にある「ずっとギガ得プラン」は、毎月の月額料金が安くなるうえに、キャンペーンが充実しているというメリットがあります。
しかしこのようなメリットが多くあるからと言って、申込者全員がずっとギガ得プランにすれば良いというわけではありません。
- auひかりを長期的に使う予定(3年以上)の方
- 申し込み時のキャンペーン特典を充実させたい方
上の特徴に一つでも当てはまる方には、ピッタリの料金プランとなります。しかし逆に、一つでも上の特徴に当てはまらない方には、ずっとギガ得プランはオススメできません。
特にauひかりを3年以上も使う予定のない方には、ずっとギガ得プランのデメリットの一つで挙げた「契約期間中の途中解約で高額の違約金が発生すること」に繋がってしまうので、最終的に損をしてしまう可能性があります。※途中解約は15,000円の違約金。
ですので、3年未満の利用期間で十分だと思っている方は契約期間が2年間の「ギガ得プラン」でも十分にお得に利用できます。ご自分がどのプランにすればよいか、メリットとデメリットを知ったうえでしっかりと判断しましょう。
また、今ならお得な代理店から申し込みを行うと、最大52,000円のキャッシュバックが手に入ります。auひかりを申込むなら、ぜひお得な代理店を上手く利用しておきましょう。