インターネットの速度が遅いのは、auひかりに限らず、インターネット回線の問題というよりもパソコンの性能などの問題であるほうが多いようです。中には、インターネット回線やプロバイダーの問題である場合ももちろんあるので、その場合は回線業者などに連絡してみるべきですが、やはり、その前にまずは自分のパソコンが原因でないか調べておいた方が良いでしょう。
まずは速度チェックから。
既にauひかりを利用中の方はこちらからスピードチェックできます(au公式サイトへ飛びます)。
auひかり回線以外の方はこちらから(USENのホームページへ飛びます)。
こちらで確認してみて、問題が無ければ良いですが、遅いようでしたらインターネット会社に問い合せてもらった方が良いでしょう。ちなみに、速度は夕方や夜など時間帯によって異なります。ですので朝・昼・晩というふうに分けて計測することをおすすめします。
上記のテストで問題がないのに動作が遅いと感じてしまう場合はパソコンの手入れをしてみると良いでしょう。
ネットスピードが遅い時に確認したいパソコン設定について
①ブラウザの履歴を消してみる
今までのインターネット閲覧データが蓄積され過ぎていて、パソコンが重くなっている場合があります。ブラウザとはネットを見る時に使っているアプリケーションのことで、例えばインターネットエクスプローラー(Internet Explorer)とかファイアーフォックス(Firefox)とかグーグルクローム(Google Chrome)とか、そういうのです。それぞれやり方が異なりますので、「ブラウザ名 履歴 消去」などのワードで検索してみてください。
できれば「クッキー(Cookie)」というファイルも削除したほうが良いです。クッキーとは、閲覧した履歴だけではなく入力したパスワードやIDなども記憶しているファイルです。一度ログインしたことがあるサイトに、パスワードなどが自動で入力される場合がありませんか?そういうのはクッキーのおかげでできています。これらのクッキーを削除した場合、保存されているIDやパスワードが削除される可能性があるので、IDやパスワードなどはメモしておくことをお勧めします。
②不要なアプリケーションをアンインストールしてみる
過去にダウンロードして今では使っていないアプリケーションは削除しましょう。ただ、聞いたことないからと言って削除してしまうのは危険です。身に覚えがないファイルを削除する場合は、一応ネットで調べてからどのような役割を果たしているものか確認してから消すようにしましょう。アンインストールはWindowsの場合、コントロールパネルから削除できます。
③LANケーブルが原因の場合もある
LANケーブルが古いタイプのものだと、それが原因でパソコンが遅くなる場合もあります。かなり古いタイプのものを使っている場合は新しいケーブルに変えてみると良いかもしれません。
ついつい、引越しするたびに新居でも前のLANケーブルを使いまわしてしまって気が付けば何年も同じLANケーブルを使っているなんてこともあるかと思います。実はLANケーブルも劣化しますし、新しいタイプのものも発売されていますので用意するのもありです。
無線LANの場合
auひかりは有線だけでなく、無線LAN(Wi-Fi)も利用できます。auひかりの最高速度は1Gbpsですが、この数字は有線で計測されるもので、無線LANではもっと遅くなるのが通常です。速度は450Mbpsが最高ですので、もし無線LANを利用していて「1Gbpsの速度が出ないー!」と思っているのであれば、そもそもがそんな速度は無線LANでは出ないのでしょうがありません。
また、無線LAN関係で速度が遅いと感じる原因の1つに「親機の電波干渉」が挙げられます。親機から電波を発信してパソコンでインターネットが使えるようになるのですが、この親機のエリア内に他の親機が侵入して来たらパソコンが混乱してしまい上手にキャッチできません。心当たりがある人は一度確認しておきましょう。
逆に言えることですが、親機のエリアに届いていないということも考えられます。普通のアパートやマンション、一戸建てなどでは問題ありませんが、二世帯住宅や母屋・離れがある家などでは通信速度が遅くなる可能性として浮上してきます。
モデム(ホームゲートウェイ)の場合
モデムとは外から引っ張ってきた回線とパソコンを中継している機器のことです。サイズは漫画2冊くらいですね。名前はモデムと言ったりホームゲートウェイと言ったりルーターと言ったりしますが同じ意味です。もしかしたら、この機器に速度低下の原因があるかもしれません。つまづいて蹴とばしてしまった、何年も前のものを使い続けているなど原因のほかに、LANケーブルの差し込み口(コネクター)に不良箇所があるかもしれません。コネクター部分は衝撃に強くないため壊れやすくなっていますので、グリグリしながら使ってみて下さい。もし、通信速度に速い・遅いが生じたら原因はそこにありますので新品に取り換えましょう。
時間帯によって遅さを感じる場合
上記でも少し触れましたが、夕方や夜に遅い場合があります。これはプロバイダ業者の処理能力の低さが問題ですのでクレームを入れるなりして改善されるのも待つほかありません。auひかりのプロバイダの場合はSo-netやBiglobe等の信頼できる業者が対応していますので心配はありませんが、フレッツ光の場合だとあまり知らないような業者がいるので注意が必要です。
ここにきてデフレの影響もあってか、月間の料金が10000円でOKの設定をしているプランまで出現したことで、中小企業の事業主や、さらには一般ユーザーが、スペックの高い専用サーバーを使用している場合が、けっこう多くなってきたそうです。
新規購入してから長い時間が過ぎているドメインなら、各検索エンジンを利用した際に結果的に上位に掲載される傾向がみられ、何らかの事情で利用するSo-netを変更した場合でも、アドレスそのものについては変わらず利用可能です。
ADSLやケーブルテレビを利用している場合
ADSLの場合だと、そもそもが遅いです。むしろ現代のネット環境の処理能力に追いついておらず、そのうえ光回線の台頭により新規受け付けを終了しました。それほど遅いということですので、auひかり等の光回線に乗り換えたほうがいいですね。
また、ケーブルテレビのインターネットも基本的に遅いです。業界ではJ:COM(ジェイコム)が有名ですが、もともとがテレビの会社で主な業務内容は映像の発信ですので、ネット回線は副業といったところでしょうか。1Mbpsのプランもあるので安いからと言って契約してしまわないようにしましょう。
たくさんの一般の人でも「通信速度が遅い原因」を紹介記事とか比較などを載せているホームページはたくさん存在していますが、一番肝心な点であるといえる”見つけ方”について丁寧に紹介してくれているホームページが、時間をかけないと探すことができないものなのが悩みの種です。