東北電力グループのトークネット光の評判やキャンペーン情報について掲載しています。
トークネット光は中小企業向けのインターネットサービスですので個人向けでは提供していません。うっかり間違って個人の方が申込んでしまうといったことが起きているので注意しましょう。
目次
トークネット光のサービス概要・運営会社
トークネット光は東北インテリジェント通信株式会社という東北電力グループの関連会社が運営しています。トークネット(TOHKnet)の名前は「東北(tohoku)」と「情報通信(net)」に由来し、コミュニケーションを円滑にする目的で「トーク(talk)」という意味もあります。
1992年に設立され、インターネット通信サービスのトークネット光は2001年に提供がスタートしました(高速イーサネットサービス)。中小企業や個人事業主などの法人向けのサービスです。
トークネット光の提供エリアは東北電力が管轄している地域になります。青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・新潟県の東北6県+新潟県が提供エリアです。
トークネット光の3つの特徴
東北電力グループが運営するトークネット光には3つの特徴がありますので紹介していきます。
特徴①電話&通信速度
まずは電話についてですが、トークネットというだけあってtalk(トーク)には力を入れてるようです。MNP(番号ポータビリティ)つまり今まで使っていた電話番号を引き続きトークネットでも使用できます。特に固定電話は番号が変わると周知の仕方が面倒くさいですからね。
トークネット光の通信速度は最大1Gbpsです。最大速度ですので、必ず1Gbpsが出るわけではありませんが、理論上の最大数値として公表されています。ちなみに、この速度はauひかりやフレッツ光と同等の数値です。
特徴②通信費&多彩なオプション
通信費を見直すことで経費削減につなげることができます。トークネット光+固定電話+ひかりテレビの合計で5,900円から利用することが可能。※2年契約。別途消費税。
また、トークネット光には色んなオプションを付け加えることができます。音声回線の追加、TOHKnet ServeMall(ファイル共有サービス)の利用、セキュリティソフト・メールの使用などなど。様々なオプションで自分好みにカスタマイズできるのが特徴ですね。
特徴③安心のワンストップサービス
トークネット光は自社で保有しているインターネット回線網を使用しており、保守点検・運用・提供を全て自社でおこなっています。もし、何か困ったことがあっても「どこに相談したらいいのか分からない」といったことはありません。トークネット光サポートデスクに連絡しましょう。
全てをワンストップで提供しているトークネット光ですので、万が一、落雷や地震などで障害が起こったとしても復旧までが速くて安心です。
トークネット光の月額料金・工事
インターネット回線を使う上で大切なことは「毎月いくら必要なのか?」。便利に使えても料金が高かったら残念ですし、安くても不便だったらイヤですもんね。。
月額料金
トークネット光の月額料金は5,300円です。他の光回線と異なるのですが、トークネット光はネットと電話のセットで契約しなければいけません。つまり、ネットだけ利用したいと思っても電話も契約しなければいけないのです。
そして、その電話は月額600円~利用できるので、トークネット光は5,900円/月から利用可能ということになります。
この上記の金額にはプロバイダ料金も含まれています。プロバイダを選択することはできませんが、最初からコミコミの価格で利用できるのはメリットですね。
工事費&初期費用
トークネット光の工事費は30,000円で、契約手数料に3,000円かかります。そして、アダプタ設置費が5,000円ですので、合計すると初期費用は38,000円ということになります。他のインターネット回線と比較すると少し割高になってしまいますが、工事費負担のキャンペーン等が無いので支払わなくてはなりません。
また、この金額は標準工事費・初期費用ですので、場合によっては金額は前後することもあります。
違約金(最低利用期間)
2年更新コースの場合、2年ごとの自動更新になるので、更新月以外で解約すると10,000円の違約金が発生します。最低利用期間は特に定められていませんが、更新の関係上、利用し始めて2年以内がその期間になります。
契約更新は満了日翌日から90日以内に解約すると違約金は必要ありません。自分がいつ契約したのか確認しておきましょう。
トークネット光の評判
トークネット光の利用者の評判はどうなんでしょうか。これから契約を考えている人にとっては非常に気になるところです。
最初に結論を言ってしまいますが、実はトークネット光サービスはそれほど普及していないのが現実です。したがって、利用者の意見や口コミといった評判情報は出回っておりません。まだまだこれからといったところですね。
現在実施中のキャンペーン
残念ながら、トークネット光は現在キャンペーンを実施していません。インターネット回線は申込み時にキャッシュバックや工事費無料などのキャンペーンが付き物です。商品券や家電のプレゼントキャンペーンを実施しているところもありますね。
しかし、トークネット光は現在まだ準備中ということなので、キャンペーンが開始されるまで待ちましょう。
トークネット光のデメリット
トークネット光は東北電力グループの東北インテリジェント通信が提供しているということで地元の人からの信頼感のある光回線ですが、デメリットもあります。デメリットを数点挙げていきますので、申込みを検討している人はチェックしておいてください。
キャンペーンが無い
上述していますが、トークネット光にはキャンペーンがありません。例えばauひかりの場合、4万円を超えるキャッシュバックキャンペーンを実施している代理店があります。法人向けとしてフレッツ光でも金額こそ少ないもののキャッシュバックをおこなっています。
利用者が少ない
トークネット光を利用している法人が少ないこともデメリットとして挙げられます。利用者が少ないと、評判などの意見が出てこないため、これから申込もうと考えている人は判断材料がなくなってしまいます。したがって、別の光回線に契約するといった流れが出来てしまっているというわけなんですね。
料金が高い
料金が安いと強調している割には実は安くありません。法人向けフレッツ光は料金が高いと言われがちですが、トークネット光よりも1割~2割ほど安いです。
まとめ
電力会社が運営するインターネット回線はeo光やピカラ光など、いくつかありますが、今回紹介したトークネット光は法人専用ですので個人の方が申込むことはできません。
トークネット光の公式サイトが分かりにくい・見にくいというのが主な原因だと思うのですが、個人の方が誤って申込んでしまうケースもあるみたいですので気を付けましょう。※サイトの見づらさが評判を下げています。
では、法人の方であれば申込んで良いのかという点ですが、それほどオススメではありません。申込者数が少ないこと、料金がイマイチお得ではないことが理由です(上記のデメリットの部分で述べています)。